ヘアマニキュアでお洒落な白髪を演出

「あのおばさま、カッコイイ!プラチナブロンドみたいな白髪!お洒落~」。20代の娘がTVを観ているときに発した言葉です。画面には、音楽/CMコーディネーターとして長く活躍されている加藤タキさんが映っていました。加藤さんは、私より8歳上だから、もう、68歳になられるのね。

お若いころから変わらないシャキッとした物腰と淀みない話術に加えて、娘がカッコイイという理由は、何よりもそのヘアスタイルなのだそう。ヘアマニキュアをされているのかしら?時にパープル、ブルーのニュアンスで輝く白髪がすてき。失礼ながら、まもなく70代に手が届く方には見えませんでした。

加藤さんは、団塊世代のひとり。実はこの世代こそ、ビートルズ世代であり、最初にミニスカートやジーンズ着こなした、現代の自由なファッションの先駆者ともいえる人びと。60代後半となった現在も、洗練された“お洒落上級者”ぶりを私たちに提示してくれているのは、“先輩”として、とても頼もしく感じました。

そういえば、加藤さんだけでなく、「ヴィラデスト」夫人・玉村サエコさん、美容家の佐伯チズさん、歌手の中尾ミエさん、評論家の金美齢さん、etc.etc.…TVや雑誌でおなじみの方々は、どなたも、微妙な色のニュアンスの入った白髪がすてき。

彼女たちに共通するのは、白髪混じりの髪によく見られる“くたびれた”印象がないこと。白髪を美しく演出する髪型だけでなく、お化粧、服装、アクセサリー、立ち居振る舞いなど、キャリアに裏打ちされたいぶし銀の美しさともいえます。

私も、もう還暦。今はヘアカラーでダークブラウンに染め、白髪なんて1本もないような顔をしていますが、あと5年くらい経って、白髪が隠しようもないほど増えてしまったら、どうするかな、何気なく見たTVで、加藤タキさんにヒントをもらいました。

私も、白髪を隠すのではなく、きれいな色のニュアンスをかけて、人生後半も、お洒落に行きたいな。白髪の演出と健康の維持は、60代女性のお洒落の最重要課題ではないでしょうか。